拡大地図を表示



武蔵小山駅の階段を降りると、すぐに商店街の入り口が目に飛び込んでくる。ここから中原街道まで、長〜い商店街Palmが続く。


商店街に入る前に少し右側へ寄り道。
駅近くにはポップス・マニア、ビーチボイーズ・マニアには有名なPET SOUNDSレコードがある。中では店主が「これには大瀧詠一が参加していて・・・」などと解説している風景をよく目にする。

中を覗いてみると・・・。


さりげなくオハイオ・ノックスのレコードなどが飾ってある。
この時は、ジョー・ストラマーの亡くなった直後で、
追悼の文字も見られる。(見難いけど)

当然ビーチボーイズにはコーナーが割り当てられ、充実した品揃え。


そのまま右へ進むと駐輪場がある。このあたりは中国かと思うほど自転車が多く、駐輪場はご覧の状態。朝自転車を留めて、昼頃に帰ってくると、自転車を引っ張り出す前に途方に暮れることになる。


しばらく真っ直ぐ行くと、モツ焼きの店や洋食屋も。写真は地元の洋食屋という風情の「さんばん」。実は安くて美味い。


ハヤシライスです。


そこらでUターン。駅の左側に行くと、武蔵小山ギターポップの殿堂「也」が。そのBMXバンディッツの品揃えっぷりときたら、道楽でやっているとしか思えないほどだ。

隣では「サロンおひめ」が禍々しい空気を醸し出している。きっと一生忘れられない体験ができるはず。


さて、商店街Palmの中へ潜入。とにかく人が多く、活気がある。昔ながらの店も結構あるのだが、最近ではドラッグストアと携帯ショップが増えすぎて、地元民を嘆かせているようだ。


そして物価はアホみたいに安い。靴下87円。SALEなどと書いてあるものの、常にこの値段。


年がら年中「倒産セール」をやっている店などもあって油断ならない。
ここでも「本当の倒産」とか唱えつつ横に「品」とか書いてあって全く油断ならない。
洋服に「199円」などという値札はそぐわない気がするのだが・・・。


ちょっとわき道を覗くと、飲み屋の密集した横丁が。 どの店も古くからやってます、という感じの店構え。たとえそれが養老の瀧であっても。


僕の知っている養老乃瀧と何か違うような気がしてならない。



そんな中に、ひっそりと洋食屋「いし井」がある。カウンターのみの小さな店だが、美味しい料理と個性豊かな店員さんの下、妙に大らかな空気に溢れている。


オムライスとハンバーグのセット1000円。
両方とも美味い!


一度見たら忘れられない名前の喫茶店、ケーキ屋「王様とストロベリー」
のれんには「王様といちご」とあるが、どっちが正式名称なのか不明。ジャンボパフェが有名らしいが、男の身ではなかなか注文することはできない。


またちょっと横道にそれてみる。ここは焼き鳥屋なのだが、店内ではフラッシュと多種の照明が光り、ディスコ・ミュージックが流れている。オヤジはディスコ・ブームの頃青春時代を過ごした・・・ようには全く見えないんだが。


米屋で手作り団子を売ってたりもするので、そのまま食べ歩き。写真を撮る前に思わず一個食べてしまった。


よもぎ団子


街中に突然温泉が出現。通称武蔵小山温泉こと、清水湯。ここは本当の温泉が出ているらしい。お湯の色は茶色とか・・・。
温泉玉子もあります。


こちらはパルム内。
複数の店を挟んで「コ」の字型に店を構えるホームセンター「丸清」。陶器や収納用品からハムスターの生体まで売っている。
食器で困ったらここに来るべし。フライパン品揃え良すぎ。



丸清の角を左に曲がってしばらく行くと、「サラダ・とんかつ」という思い切った看板を出す店、さんきちがある。これでもかと様々な組み合わせのセットメニューで、今日もお腹いっぱいだ。カレー、コロッケセットと思いきやミートソース・スパゲティまでもついてきたりする。しかも何をセットにしても値段はあまり変わらない豪放さも備える素敵な店だ。



焼肉とコロッケとメンチと海老フライと・・・。
牡蠣フライなどもてんこ盛りで現れる。


まだまだ商店街は続く。
中央の人は教祖ではないと思います。

その2へ続く)

(10/19/2003)
topへ戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送